2020-01-01から1年間の記事一覧

先輩がメディアに出とる。こういうのは自分だと絶対あがってヘラヘラしてアホみたいな感じになってしまうだろうが、しっかりしゃべってはるなぁ~。それにしても、しゃべってる最中にナレーションが被されるのは何だか切ない……(ケア的な対話のマナーで「話…

大学が後期は対面授業もOKというオプションを出していたので、そうすることにしたが本当に諸々大丈夫なのか……?今はウィルスよりも、それに対する人々の反応の違いが生む摩擦の方が怖いかな。いろいろ心配事はありますが、まぁ、10月からはじめてみてその都…

独身者の八月

八月、もう終わりか。六月、七月は長かったんやが……時間の流れていく感覚がむちゃくちゃ。九月は十月からの授業の準備と、イレギュラーな仕事が入ってきているのでしっかりやらんとな~。 動物モノ①:野犬・野良猫、ペット等の殺処分をめぐる葛藤を描いたド…

読了。めっちゃむずいな、これ……これまでのセミネールと違ってラカンも多弁な感じがするがポイントがつかめないまま流れていってしまうような…… 精神病〈上〉 作者:ジャック ラカン 発売日: 1987/03/27 メディア: 単行本 スキゾ分析に結び付けて読むと興味深…

合評会のお知らせ

阪大人科・檜垣研で合評会があるとのことです。ご関心のある方はぜひどうぞ。 合評会用図書はこちら。 ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する 〈内在〉の哲学試論 (講談社選書メチエ) 作者:近藤 和敬 発売日: 2020/08/11 メディア: 単行本(ソフト…

ゲザ・ローハイム『精神分析と人類学』上巻、読了。原著は1950年に出版。ローハイムは人類学者だが、フェレンツィから教育分析を受けて分析家になっており、「精神分析学的人類学」という看板を掲げて活動していたようである。「フロイト左派」に位置付けら…

8月に入ってやる気も回復してきたので、本書きを進行中。今のところは既出の原稿の手直し。頭をフル回転するというよりは理路の通りやすさを細かく整えていく感じ(いったん作ったものに大鉈を振るうのはやはり難しい……)。とりあえず本日で第二章第一節はい…

読了。このセミネールはとても勉強になりました。ガタリが出席していたセミネールで、これに刺激を受けてラカンに論考を送りつけている。それが『精神分析と横断性』所収の最難読論考「記号から記号へ」なのだそうな。ラカンが「機械」について語ることもあ…

『アンチ・オイディプス』で参照される人類学者・民族学者一覧(完全ではありません)

作業用にまとめてみました。あくまでメモなので網羅的ではありませんし、修正する可能性もあります。マニアックすぎて必要とする人もいないでしょうが……世代や地域、学派、『アンチ・オイディプス』での重要度に分けて相関図が書けると浮き上がってくるもの…

独身者の七月

この七月はなんだか少しナイーブになってしまい、その気持ちを晴らそうと観たり読んだりした作品でさらにドツボにはまるというよろしくない循環に入ってしまった……まぁ、情緒的なものは抗いようのないところもあるし、人と会って憂さ晴らしという状況でもな…

長く続く雨、会いたい人たちに会えない状況、何気ない会話のない生活、バリエーションの減った日常、眠り続ける肉体、若い仲間の死、etc, etc……でさすがに気持ちが低調になってきたなぁ。こういう時は無理にアゲず、低調にしっかり浸るのがいつもの逃げ方。 …

ド直球の悲しみは受け止められませんので。

やべ~、なぜだか全然眠れへんわ……仕方ないので何か書くか。 もうすぐ読了。 未開社会における性と抑圧 (ちくま学芸文庫) 作者:マリノフスキー,B. 発売日: 2017/01/10 メディア: 文庫 フロイトの『トーテムとタブー』の原父殺しの神話的起源の仮説のありえな…

サルトル『弁証法的理性批判』全三巻、ようやく読了。 サルトル全集〈第28巻〉弁証法的理性批判 3 (1973年) メディア: - ガタリ研究の一環として読み始めたが、何が言いたいのかよくわからない状態が続き、途中から読み終わることが目的となってしまった………

哲学プラクティス系の知人に教えてもらったが、ヘーゲルの翻訳で有名な長谷川宏さんは在野の哲学者やったのか。68年の学園紛争のあと、大学へ職を求めることはせず、「赤門塾」という私塾をやりながらヘーゲル研究を続けて来たそうな。全然知らなかった。私…

読了。 精神分析における話と言語活動の機能と領野 ―ローマ大学心理学研究所において行われたローマ会議での報告 1953年9月26日・27日 作者:ジャック・ラカン 発売日: 2015/02/09 メディア: 単行本 レヴィ=ストロース『親族の基本構造』への言及があって、…

独身者の六月

光州事件直後の韓国で国家保安法と闘う弁護士を描いた作品。光州事件を描いた『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』と続けて見てもおもしろいですね。どちらも主演はソン・ガンホなので混乱しそうだけど……「香港国家安全法」が可決されたということもあり…

服部天神駅御神木

夜のあてへの旅

読了。 D-Gと人類学の研究会課題図書として。800頁て。神話論理のなんじゃこりゃ感に比して、レヴィ=ストロースの才気煥発ぶりを存分に味わえたが、しかしこれをどう自分の研究のために使えばいいのやら……(とはいえ何となく像は結びはじめたかも。2022年、…

何だか物事に向き合う気分が変わってきて、「休憩中」という感じでもなくなってきたので、ブログのタイトルを変えてみた。もう何度目かな。何であれ、あまり長続きしないもんで。タイトルに特に意味はないけど、今の気分にはまぁまぁ合ってるかな。

2020年ももう半分終わるのか。しかし年度でいうと3か月しか経っていないともいえる。在宅でルーティンを繰り返しているだけなので日の経過していく感覚がぼやけてるなぁ。 最近はゲノスコの横断性に関する論文を読み返している。 Felix Guattari: An Aberran…

最近はネットで一巻だけ無料で漫画が読めるサービスがあって、うっかりハマってしまい、だらだらと読んでしまう始末。 ま、そういうこともあり最近読んだ漫画の紹介でも。 テロール教授の怪しい授業(2) (モーニングコミックス) 作者:カルロ・ゼン,石田点 …

サルトルの『弁証法的理性批判』の2冊目、ようやく読了。ガタリの思想を追うために読んでいるが、趣味が合わなくてなかなかの苦行……残すは1冊。 サルトル全集 第27巻 弁証法的理性批判 2 作者:サルトル 発売日: 1965/02/01 メディア: 単行本 精神分析と横断…

独身者の五月

何か書こうと思ってたけど忘れた…… 以下、今月見た映画作品など。 ■フィクション 映画『蛇のひと』予告編 映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」予告 「七つの会議」予告 『ポエトリーエンジェル』予告編 映画『キャプテン・マーベル』本予告…

飲むたびに「飲まなきゃよかった……」とボヤくほどの苦しみに襲われる

本日は「臨床のデザイン研究会」という研究会で『プリズンサークル』を観て感想を言い合うという回でした。 映画『プリズン・サークル』予告編 その研究会用に読了。 治療共同体実践ガイド―トラウマティックな共同体から回復の共同体へ 発売日: 2019/10/06 …

五月、長いな