2020-01-01から1年間の記事一覧

書籍化に向けて原稿を手直し中。どう構成すればガタリのあの複雑な思考の配線をスマートに束ねられるのか、どう書けばガタリも読者も自分も納得できるのか、頭を抱えております……まだ第一章第二節でこの始末……現状では三部構成の六章立てを予定。先は長いな。…

時代がかった怪しげな表紙の味わい~~ ついでに。 HBCテレビ『ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~』2020年4月26日放送

40歳になった。 若いんだか、若くないんだか。 まぁ、よい感じで経年劣化していければ。 40代もそこそこ充実した日々を送れるよう気分よく生活していこっと。

読了。 サルトルの『弁証法的理性批判』の1巻目。ながい、むずい、つらい読書だったがなんとか読了。邦訳で全3冊なので残り2冊。 サルトル全集 第26巻 弁証法的理性批判 1 作者:サルトル メディア: 単行本 『狂気と家族』は反精神医学関係の著作で、病者と家…

独身者の四月

在宅勤務になって通勤時間その他が減ったので映画を観れる時間が増えたなぁ。 『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』本編映像 Hindsight OST 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』最新映像 “エンド編“ アカデミー賞作品賞!『ムーンライト…

反精神医学のキーパーソンであるR・D・レインと彼の重要な実践現場キングスレイ・ホールのことが映画になっていたとは! youtu.be ちなみに今これを読んでいる。 狂気をくぐりぬける (1977年) 作者:ジョゼフ・バーク,メアリー・バーンズ 発売日: 1977/10/28 …

近所にちょっと変わった坂を発見。

家に居るのにも慣れてきたが、人に会わない・話さないせいで現実感がなくなってきたかも……独り者の副作用か。 読了。これでシリーズ読破。読みやすくて良いシリーズでした。 精神医学の哲学3 精神医学と当事者 発売日: 2016/12/31 メディア: 単行本 カストロ…

勤め先の大学はとうとう全教員に在宅勤務を指示。よっぽどのことがないかぎり来ちゃダメで、来ても長時間滞在はダメだそうな。 家では仕事ができないタチなので、というか家でじっとしていられないタチなのでしばらく辛いな……気晴らし用にゲーム機でも買うか…

メモ

ガタリのLa Révolution moléculaireの2012年版をぼちぼち読んでいる。2012年版とわざわざ書くのは、これ以前の版にはないテキストや以前のテキストのロングヴァージョンが収められているから。なので邦訳『分子革命』には入ってないテキストがいくつもある。…

眠れぬ夜のPredawn Predawn / Deadwood [Live@明日館 20/02/23] 期間限定公開 Predawn / 紫陽花の庭 [Live@明日館 20/02/23] 期間限定公開 Predawn / Universal Mind [Live@明日館 20/02/23] 期間限定公開

一年以上前に書いた原稿の再校正が返ってきた。そうか、一年も経つとこんな気分になるんやな。めちゃくちゃ直したい……書いていた当時はできる限りのことをしたつもりやったけど、今は当時より知識や経験がアップデートされているので「ここは言い過ぎ」とか…

独身者の三月

今月は映画を6本鑑賞。 3.11後の陸前高田のたね屋のおじさんの活動を撮ったドキュメンタリー『息の跡』。授業で使えればと思ったけど、ちょっとハードル高いかも……別件で今年東北行く予定だったけど無理そうかな~ 映画『息の跡』劇場予告編 『だってしょう…

先輩に単著執筆について相談したら「書けるうちに書いとけば」ってなことで、これからガタリ本出版プロジェクト始動~。エフォート全振りするくらいの気持ちで22年3月末(2年後)までにどうにか出す!とりあえず1年以内に初稿を上げるのが目標です。さぁ、ど…

昨日、出版社の方と飲んでいると「2冊目は?」という話になった。「早く出さないと世間から忘れられちゃうよ~」と軽くビビらされたので、うちに帰って計算してみるとガタリ関連論文が9.5本あり、合わせると字数が15万字強。ほぼ博論と同じ分量。これに下訳…

ミネルヴァ書房より本(教科書?)が出ます。 メンタルヘルスの理解のために:こころの健康への多面的アプローチ 発売日: 2020/04/10 メディア: 単行本 第9章を担当させていただきました。ご関心のある方はぜひお手に取って見てみてください~。私も他の執筆…

親族研究・婚姻研究の古典、ようやく読了。19世紀後半の著作のため知識としては古いはずなので真に受けることはできないが、それでも良い勉強になりました。本筋とは少しズレる点で興味深かったのは、現在では家族を表すfamilyのもとの意味が、家父長制家族…

読了。めっさ勉強になりました。もっと早く読めばよかった。それとも今だからよかったのか……しかし、こうなってくるとスキゾ分析ってどういうプラクティスなのか、ますます謎が深まるなぁ~。ちなみにガタリはあるところで、自分のいう「欲望」はオーソドッ…

独身者の二月

普段、時間に余裕を持たせて仕事をしているせいか、夜に映画を観るすき間がなくなってしまって久しい。Long sleeperというのもあって、もともと使える時間が少ないしなぁ。二月は六本か。 『プリズン・サークル』は前評判にたがわず、圧巻の作品でした。社会…

ん~、MPで一本書くのはやはりまだまだむずかしそう……歯がゆいわ~~~ いったん『分子革命』に寄り道するか。 勉強用。 <反>哲学教科書 作者:ミシェル・オンフレ 出版社/メーカー: NTT出版 発売日: 2004/11/26 メディア: 単行本 ラッセル幸福論 (岩波文庫) …

読了。 勉強用。 精神医学の哲学2 精神医学の歴史と人類学 作者: 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2016/09/16 メディア: 単行本 『おそれとおののき』はMPのなかで、キルケゴールの最高傑作であり、速度についての本、知覚しえないものについての本…

哲学対話、どのタイミングで出て、どのタイミングで引っ込むのか、ほんまに難しいわ......千本ノックですね。p4cを現場でじっくり学びたくなってきたなぁ。

ミネルヴァ書房さんから出る教科書の最終稿チェックが来た。 一年前に書いた原稿で、今になって説明の不十分さや表現の稚拙さに気づいたり、自分のなかで知識としても経験としても更新された部分があったりして、いろんなところを書き直したい気分......まぁ…

今年度の授業、なんとか終了! よほどのことがない限り教員が制作に口を出さない疑似DIYというのか、準DIYというのか、DIY予行演習というか......を体感してもらうZINE作りの授業では3チームの3作品が無事完成。作るのは学生たちで、私はただ見守るだけなの…

どれも凄まじく、そして……生き抜いている! 史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス) 作者:史群アル仙 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 2017/05/08 メディア: コミック 史群アル仙のメンタルチップス~続・不安障害…

日本の女性シャーマン

岡本太郎記念館に行ってきました。沖縄久高島の女性シャーマン(岡本太郎撮影) 青森八戸の盲目の女性シャーマン(岡本太郎撮影) スキゾ分析とシャーマニズムの関係については2020年も引き続き追跡します。

おそらくウィルス性の胃腸炎で、ここ数日へたばり中…… ひどい時は飯も食えず、椅子に座ってると腹が痛くなり、トイレに行く以外は寝転がってるしかないという…… 原稿書かなきゃならんのに……

今週末のDG-Labにて合評会があるということで読了。 ドゥルーズの自然哲学: 断絶と変遷 作者:小林 卓也 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2019/06/21 メディア: 単行本 ■良い点や自分が学ぶべき点 ・カントとドゥルーズのあいだでの感性論のリレー…

科研費の絡みで神話論理の機能と使い方について勉強中。ん~、まだ全然グッと来ない。 われらみな食人種(カニバル): レヴィ=ストロース随想集 作者:C・レヴィ=ストロース 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2019/11/19 メディア: 単行本 『蜜から灰へ』は半…

1月の映画会へのお誘い

今年度最後の映画会となります。 今回はゲストカフェマスターに山國恭子さんをお迎えし、山國さん絶賛のフィリピン映画『リスペト』を鑑賞します。フィリピンの歴史と社会構造、ラップ・カルチャーが交錯する作品だそうです。鑑賞後は皆さんで感想をシェアで…