普段、時間に余裕を持たせて仕事をしているせいか、夜に映画を観るすき間がなくなってしまって久しい。Long sleeperというのもあって、もともと使える時間が少ないしなぁ。二月は六本か。
『プリズン・サークル』は前評判にたがわず、圧巻の作品でした。社会のなかで暴力が連鎖している実情や、そこで人が形成するにいたる思考回路、そしてそれに向き合う治療共同体の実践が垣間見れたのも勉強になりました(ただ、ガタリだったら批判すると思う)。
『バーニング』は映像としては美しかったけど、原作の「納屋を焼く」を解釈の余地のない内容に落とし込んでいく点で、ちょっと残念だったかな。
『カランコエの花』は記号論の授業で使いたいくらい良い教育素材!
残りの三作品は紹介するほどでもないので割愛。
三月は『だってしょうがないじゃない』を観に行くか~。