2023-01-01から1年間の記事一覧

9月の知恵熱洞

横浜にあるブック・マンション「Local book store kita.」で開いている「知恵熱洞」9月の特集は「都市論」です。 先月の特集であるzineがけっこう好評だったので続けてもよかったのですが、「知恵熱洞」のコンセプトから少し外れてしまうので、今月と来月は…

滴塾、第二期がはじまり、今週のスケジュールはこんな感じです。 【火曜】10:30 - 12:00 日々の記号論19:00 - 20:30 対話の哲学【座学篇】 【水曜】10:30 - 12:00 対話の哲学【座学篇】19:00 - 20:30 〈哲学する〉を学ぶ② 【金曜】10:30 - 12:00 〈哲学する…

あと2週間強でガタリ本の原稿を完成させんと……ということで急ピッチで仕上げ作業中。 細かい作業が多い! 事務書類も書かないといけないが、登録完了のメールが来ない! 授業が始まれば授業と授業準備で時間が取られるので、もう中身を磨く時間はないか…… 文…

滴塾 第二学舎 第二期 受講生募集中です

来週の9月2日(土)から滴塾 第二学舎の第二期がはじまります。 授業を三つ用意しましたので、ご関心のあるものがありましたらぜひ学びに来てください! 初回の参加はどれも無料です。 「対話の哲学【座学篇】」は、昨今様々な場所に広がっている対話の活動…

出版助成申請のために9月15日までにガタリ本を仕上げねばならないということで、論文書いたばかりで休みなく作業に突入。時間がないなか、論理が破綻しているところを発見してしまった……テキストチェックしないと!こんな感じにてんやわんや真っ最中で、脳が…

トム・ギル著『毎日あほうだんす:西川紀光の世界』読了。 寿町の住人で日雇い労働者だった西川紀光を語り手にして記された一人民族誌。港湾労働と読書と酒を愛した風変わりな男性の人生と世界観を通して日本や横浜、寿町の変遷を辿る本です。 毎日あほうだ…

これからしばらく(年内)の仕事 【論文系】 ・顔貌性論文仕上げ → 書籍化に向けた総仕上げ作業へ移行 ・イェルムスレウ論文を『hyphen』に提出 → 続編を9月末までに3,000字 ・ガタリ・エコロジー論文を12月末までに 【授業系】 ・滴塾第二期 ・阪大集中講義…

DG-Labという研究会で久しぶりに研究発表でした。テーマは『人はなぜ記号に従属するのか』における「顔貌性」について。 原稿が書けないという理由で、強引に研究発表をすることにして〆切を作るという身勝手な研究会の使い方をしてしまいましたが、おかげさ…

16,500字程度で原稿、何とか書き終えました。 明日、研究会で参加者に揉んでもらって、手直しして8月中には完成させたい。 論文を書くのはいつもしんどいが、今回は本当にしんどかった。 無理やり引っ張り出したという感じ。 出来の良し悪しは今日はもう考え…

告知:哲学対話の練習会#7

哲学対話の練習会の開催告知です。 毎月第四土曜日に開催していますので、お時間の合う方はぜひどうぞ。 ◆ 主旨 なにげない暮らしのなかで、ふとした瞬間に自分のなかの〈当たり前〉が揺さぶられて、モヤモヤした思いに心を占拠されたりすることはありません…

原稿、12,000字辺り。ひと山超えることができたのでホッとしたのか、次に進むための集中力が切れてしまった。あー、無為に時間が過ぎていく。あとひと山超えんとアカンのやけど…… 「都市はツリーではない」だけざっと読み。建築系の教員からアレグザンダーの…

8月12日の発表原稿はようやく10,000字を超えたが、昨日はガタリと向き合いすぎたのか38度の知恵熱が出てダウンし、今日は職場で資料を読むはずがカギを忘れて入れず、移動で3時間の無駄遣い……やれやれ、こりゃ12日までには完成せんなぁ~ 読了。2000年代後半…

告知

原稿があまりにも進まないので、研究会で発表させてもらうことで無理くり〆切を作って自分を追い込んでおります。書けたとしてもクオリティが低そうなので、皆さんのお知恵・お力を貸してください。 8月12日 16時からオンラインです。詳細は下記。 =========…

滴塾 第二学舎 第二期 募集開始

第一期が無事終了し、9月より第二期を開講しますので、学びたい・学びなおしたい方はぜひぜひお越しください! dishu-dierxueshe3.webnode.jp dishu-dierxueshe3.webnode.jp dishu-dierxueshe3.webnode.jp

『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』を読み終えたので、こちらを読みはじめました。 野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る (シリーズ・日常術) 作者:モモ, 野中 晶文社 Amazon これによるとzineを作る人をzinester(ジンスタ)と呼ぶそうです…

人文書院さんよりご恵投いただきました。ありがとうございます! しかし、もうポスト現代思想かぁ。ガタリのことばっかりやってるうちに、どんどん置いて行かれてる感じ…… とはいえ、そもそも時代に即したり、時代を引っ張ったりできるトップランナー系の思…

告知

告知し忘れていましたが「哲学対話の練習会」#6、今日19:00から開催です。 ご関心のある方はぜひお越しください。 詳細:哲学対話の練習会 7月開催 告知 :: 滴塾 第二学舎 横浜に来て、もうすぐ一年やなぁ~ www.youtube.com

ガタリ論文、ようやく6,500字。遅々として進まないが、進んではいる。 読了。いらない本を整理しようと都市論をまとめて読み進めている。アーバンパーマカルチャーは共感できる部分もあるけど、思想よりもそれをやっている人とのノリの違いを強く感じてしま…

あれやこれやで原稿が進まないので、8月中旬頃に研究会での発表を入れてみた。 明確な〆切ができるので切迫感で前に進むはず…… それとも自分の首を絞めることになるか…… www.youtube.com

読了。議論の展開はおもしろくて学ぶところもありましたが、キリスト教色が強すぎて自分の議論に組み込むのは難しそうというか、こっちの力量が足りなさ過ぎですね。修練あるのみ。 死に至る病 (講談社学術文庫) 作者:セーレン・キェルケゴール 講談社 Amazo…

創作をめぐる狂わんばかりの苦悩を描く青春群像劇。3巻で終わるのはもったいない! 午後9時15分の演劇論 1 (ビームコミックス) 作者:横山 旬 KADOKAWA Amazon 午後9時15分の演劇論 2 (ビームコミックス) 作者:横山 旬 KADOKAWA Amazon 午後9時15分の演劇論 3…

いや、これ、予告で怖すぎるやろ…… www.youtube.com ガタリ顔貌性論文、4,000字に到達。あと10,000字くらいで締められれば!

読了。『千のプラトー』で「器官なき身体」の議論のなかで道教の性実践が参照されているが、それ関連の本。「宇宙卵」とか出てくる。図版が多くておもしろいけど、読み物としては少し物足りないかな。 タントラ -インドのエクスタシー礼賛- イメージの博物誌…

読了。市場の話とか面白かったけど、全体を通して「本当にこれで筋は通ってるのか」とか「これはダメだけど、それはいいのか」とか「サイズの違う事象を並べて比較してないか」とか、ところどころ引っかかって違和感が残るので、読書会とかでガヤガヤ言いな…

論文、ようやく執筆開始。現在2,000字。テーマは顔貌性。 7月末までには書き上げたい。 www.youtube.com

読了。自分もガン家系なので、自分ごとになる可能性が高い……自分からどんな物語が出てくるか。 傷ついた物語の語り手―身体・病い・倫理 作者:アーサー・W. フランク ゆみる出版 Amazon 大東流、すげぇ~ www.youtube.com www.youtube.com

読了。愚痴っぽい本で、読んでて何だかなぁ~という気分になります。80年代はこんな感じで本が出せた時代なのかぁ。 遊歩都市―もうひとつのオーストラリア (1983年) 作者:粉川 哲夫 冬樹社 Amazon 観ました。感想を書いているのでこれから観る予定の人は読ま…

最近キェルケゴールの『死に至る病』を読んでいますが、表現がカッコイイですね。 「というのも、何かをきっかけにある人が絶望し始めるようになるとき、その同じ瞬間に、彼がそれまでの人生を通じてずっと絶望していたことが明らかになるからである。」 「…

再告知:哲学対話の練習会#5

一週間後です。 参加者で問いを持ち寄り、そのなかからひとつ選んで対話しながら深掘りしていきます。 ◆ 参加費:300円(場所代) 場所代:300円 ご関心のある方は是非どうぞ。 ◆ 主旨 なにげない暮らしのなかで、ふとした瞬間に自分のなかの〈当たり前〉が…

www.youtube.com