DG-Labという研究会で久しぶりに研究発表でした。テーマは『人はなぜ記号に従属するのか』における「顔貌性」について。

原稿が書けないという理由で、強引に研究発表をすることにして〆切を作るという身勝手な研究会の使い方をしてしまいましたが、おかげさまでどうにか形になりました。拙い発表を聴いていただいた皆様には感謝いたします。ご意見・ご質問もありがとうございました。十分な応答ができたかどうかわかりませんが、これを受けて良い形に練り直したいと思います。

『人はなぜ記号に従属するのか』は『機械状無意識』とも微妙に違う複雑な著作で、不器用な私には扱いが難しく、本当にこの著作の良さを引き出せたのか、モヤモヤした感じが残り続けています。しかし、なんにせよ書籍化に向けてまた一歩踏み出せたので、私としては良い機会となりました。

DG-Labも新陳代謝しながら続いているようで安心しました。オンライン化して関西ローカルな団体じゃなくなったことも大きな要因かもですね。