独身者の映画生活

独身者の一月

今月はいろいろあったので少なめです。 近況報告ですが、3月中旬辺りに関西に戻ります。 複雑な心境ではありますが、与えられた環境でしっかりやるか〜という感じです。 関東の皆様、短い間ですがお世話になりました。 関西の皆様、またお世話になります。あ…

独身者の12月

『ブラックパワー・ミックステープ~アメリカの光と影~』予告Re:ベリーオーディナリーピープル2010 その2 予告編 傑作! 映画『ジャライノール』予告編 在日 [DVD]出版社/メーカー: マクザム発売日: 2005/11/25メディア: DVD クリック: 14回この商品…

独身者の11月

カフカの『変身』(監督:ワレーリイ・ファーキン) 『ウラジミールとローザ』(ジガ・ヴェルトフ集団) 『ソビブル、1943年10月14日午後4時』(監督:クロード・ランズマン) ソビブル絶滅収容所で起きたユダヤ人蜂起について当事者の語りを聞く作品。 Sobi…

独身者の10月

今月はいろいろと作業が重なったので、映画はあんまり見れなかったか。 借りたけど結局観れずに返してしまったのもある。無念。 邦題:ふたつめの影 バザーリアのゴリツィア時代を描いた作品。 オーソン・ウェルズのカフカ物:『審判』 深夜にテレビをつけて…

独身者の九月

100人の子供たちが列車を待っている [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2014/05/24メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見るフィッシュリ&ヴァイス作品集 [2] ゆずれない事 / 正しい方向 [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2007/02…

独身者の午後七時

立教大学(新座)は映像身体学科のおかげで映像資料が大量にあるので、映画三昧。遠足 ~Der Ausflug~ [DVD]出版社/メーカー: トランスフォーマー発売日: 2009/12/04メディア: DVD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る遥かなるクルディ…

『ぼくの好きな先生』など

共生に関する授業をしているせいか、そっちに偏ったチョイスに。 良い作品。ゲイ、レズビアンと炭鉱労働者の連帯が主題だが、ゲイ、レズビアンに接して炭鉱町の女性たちが解放感を得ていく辺りが見もの。 9・11以後のアメリカの移民もの。 時代は70年あたり…

『愛おしき隣人』など

ロイ・アンダーソン監督、リビング・トリロジー三部作の二作目。黙示録感が薄かったなー。 これ、すごい! んー、ちょっと複雑。 僕たちの舞台 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2008/08/27メディア: DVDこの商品を含むブログを見る三宮のTSUTAYAはなぜ…

『散歩する惑星』など

『さよなら、人類』のロイ・アンダーソン監督作品。『さよなら、人類』のほうが完成度が高いと感じてしまうが、これはこれで面白い。終末というか、大きなシステムが破綻した世界では、ひとの営みはなんであれ少し哀れで悲しくて、少し滑稽に見えるという戯…

『さよなら、人類』ほか

これ、すごい!すごい構築力。とてもゆっくりした速度の展開で笑いを生み出すというのも新鮮。ロイ・アンダーソン監督か。どういう頭の中身してんだ!?これを作れるなんて羨ましい〜。モノづくりに時間をじっくりかけられる精神というのは、とてもタフです…

『エル・スール』ほか

これ、すごい。素晴らしい。このレベルの論文を書きたいなと思う。 ラストシーンは「あ〜、イギリス人にこんな感性があるんや」と思わせる作品。 今年は人の死について直接的にも間接的にも考えることが多かったから、自分のなかでまとめておくためにもこう…

『聖者たちの食卓』

職場でチラシをいただいたので、ここでもご紹介。 『聖者たちの食卓』映画オリジナル予告編 大阪天満橋ドーンセンター5階 2015年12月22日(火)、25日(金)、26日(土) 18:30→ 公式HP

『嗤う分身』

これは良かった。 話の大筋は定型だが、見せ方がうまい。ユーモアとシュールさとシリアスさとスピード感のバランスが非常にいいし、チープでレトロで画一的な世界観もすごくちょうどよく成立している。セリフがこれまたよく練られていて、設定フェチとしては…