『嗤う分身』

これは良かった。
話の大筋は定型だが、見せ方がうまい。ユーモアとシュールさとシリアスさとスピード感のバランスが非常にいいし、チープでレトロで画一的な世界観もすごくちょうどよく成立している。セリフがこれまたよく練られていて、設定フェチとしてはゾクゾクさせられた。