旅行

またまた水俣。四度目かな。
今回も相思社さんに宿泊と案内でお世話になりました。
旅の道連れも不思議なメンツで、とても楽しめました。

一日目は避病院があった場所、八幡残渣プール(産業廃棄物最終処分場)、胎児性水俣病患者さんたちの働く作業所(ほっとはうす)、エコネット水俣水俣学現地研究センター、鍼灸院などをめぐり、いろいろな人の話を聞かせていただきました。

その後、海上タクシー御所浦島に渡り、冥土サロンをやっている浦本さんに御所浦島の歴史や水俣との関係を教えてもらいました。
水俣病水俣市を中心にして描かれますが、魚の流通経路はもっと広いです。
水俣市外の周辺ではその病はどう扱われてきたのかに関心があったので、島の話はとても興味深かったです。
この日は御所浦島の「エンジョイもりえだ」で一泊。

二日目は御所浦島を散策。

烏峠から天草の方向への眺め。


日本で一番小さいといわれる博物館。アンモナイトの化石が見られる。
御所浦島は化石の島で、白亜紀資料館なんかもある。


島で行われるマラソン大会に宣伝のために出てきていた自衛隊に協力するくまモン


自衛隊による災害時のための簡易銭湯。海水を汲んでお湯を作れる。

夜は水俣に帰り、相思社で宴会して一泊。ここではいろいろな人に再会することができました。

三日目はもやい館で行われていた水俣・福島の中学生交流の報告会を聴講しました。
終了後、この会をめぐって何が水俣で動こうとしているのかという話を聞かせてもらって、それについて話し合いました。
とても勉強になりました。

毎度毎度、水俣の歴史と経験に学ばせていただき、ほんとに感謝しております。
ささやかながら応援しております。

来年は水俣病公式認定からちょうど60年だそうで、大きなイベントがあるかもしれませんね。