学会準備とか失職とか

昨日と今日で学会のシンポに向けて原稿書き。与えられた時間は10分。北岡さんという臨床心理士の書いたコラムから発想することを、という枠があるのでそれを外したらダメ。かつ研究者ではない実践家たちの前で話すので、専門度の高い用語は使わず、実践に資する話をすること。などなど、今回の発表は縛りが強いので加減が難しい。研究成果を出すという感じではなく、聴衆を触発するという感じというか、大事なものを再確認してもらうという感じというか…厄介ですが、こういう発表は初体験なので、実は新鮮。

原稿はだいたい出来たので、2,3日寝かせて修正。


失職。正確には、来年度に非常勤の授業をお願いしますと7月くらいに依頼があり、現在公募をいくつか出しているので12月まで返信を待ってくださいとお願いして了承してもらっていたはずなのだが、10月になって突然「すみませんが、制度上12月まで待てません、なのでもう別の講師にお願いしました」と言われ、ダメになってしまった。あらあら……

公募は公募でひとつの席に120人くらいが殺到するという、目も眩むような状況。内田樹氏が職を得るのに8年かかったという話だし、家庭もなければ恋人もいないので気長にやるつもりではある。とはいえ、続ければ必ずゴールに着くという類のものでもないし、この生活がいつまでも続けられるわけでもないし、どこかであきらめる必要もあるやろうなと。さて、どうやって生きていこうかな。

まぁ、グダグダ考えてもしょうがないし、やりたい研究もたくさんあるし、一手一手意思のあることをやっていきましょう!「艱難汝を玉にす」とも言いますし、押切蓮介もがんばってるしなー。