学会準備

デイケア学会に向けて準備中。この領域はまだまだ門外漢なので、何を話せばクリティカルなのか悩む。水俣で学んだことを伝えるのは意味があるかなーという気がする。そこにガタリドゥルーズの考えを忍ばせつつ。ここでは出しゃばらず、トスに徹するのが仕事かな。



病棟から出て地域で暮らしたい―精神科の「社会的入院」問題を検証する (JDブックレット)

病棟から出て地域で暮らしたい―精神科の「社会的入院」問題を検証する (JDブックレット)

急激な地域移行や脱施設化をやれば病院がつぶれるということで、病院敷地内に居住施設を作り、患者をそこに移すことで退院したことにする「病棟転換型居住系施設」構想(厚労省内の検討会による)に反対するブックレット。

『彼女の名はサビーヌ』でもそうだけど、病院への長期入院は人間の生きていく能力をかなり削ぐようで、サポートを受けながらでも地域に出て、自分の居場所を持って、暮らしを営んでいくことの重みを改めて感じます。

この辺、哲学者として何を考えればいいんだろうか。