滴塾:受講生募集①

【対話の哲学【座学篇】シラバス
                            
◆ 目的:
 近年〈対話〉という言葉に注目が集まるようになりました。対話を主題としたワークショップが開かれる機会も多くなり、仕事場や学校でもその重要性が認められ、対話が求められることが増えてきています。実際、自分でも対話の場を作りたいなぁと考えたり、実際にはじめてみた方もおられるかと思います。
  一方、対話は安易にできるように思えてもそれ固有の難しさや危うさがあり、それに備えておくことが大切です。対話は人の心の襞に分け入ることもあるため、実際はかなり繊細な実践となります。そのうえで「対話の場を作りたい、対話の実践者になりたい」という方を後押しするために、この授業では、対話という営みについて知っておいてほしい基本的な考え方を座学で学んでいきます。
                            
◆ 目標:
・対話とはどのような営みかを説明できるようになる
・対話を成り立たせている条件や概念群を把握する
・自分の求めている対話の形を見つける
・対話の哲学【練習篇】への準備をする
                            
◆ 定員:8名
                            
◆ 授業計画:
2回目:パウロフレイレ『被抑圧者の教育学』
3回目:ハンナ・アーレント『人間の条件』
4回目:デイヴィッド・ボーム『ダイアローグ』
5回目:カール・ロジャーズ
6回目:哲学対話
7回目:哲学カウンセリング
8回目:アーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』
9回目:AAと言いっぱなし聞きっぱなし
10回目:当事者研究
11回目:セーファースペースポリシー&全体の振り返り
                            
受講料などその他詳細および受講申し込みは以下のサイトからお願いします。申し込みは5月7日までにしていただけるとありがたいです。