読了。リーチはドゥルーズガタリレヴィ=ストロース構造主義を批判するときに参照する人類学者。親族構造を政治や経済との関係から考察した研究書。現在の関心はこれをガタリとかが『千のプラトー』でどう使ったか。

精神分析の罪責性を考えるときに人類学的な知見は重要で、父殺しの神話と(母-息子の)近親相姦の禁止が実はかなり狭い領域の議論だとわかると同時に厄介で本質的な論点だということに気づける。ガタリはこれをどう批判していくのか。スキゾ分析的にはどう考えるのか。〆切まで時間がねぇ~~~