最近は教育に時間が取られるので研究を進められていないが、何とか上巻を読了。

ちょっと前に『分子革命』の記号論を加筆修正していたが、そこから『千のプラトー』を読むと「ポスト・シニフィアン」に与えられている規定が大きく変わっていることがわかる。「ポスト・シニフィアン」は『分子革命』だと非シニフィアン記号論とほぼイコールだが、『千のプラトー』の上巻ではその規定が消えて『分子革命』にはなかった「主体化」という規定で登場する。この変化は理論上の進展なのか、どんな効果や機能があるのか、中巻と下巻ではどうなっていくのか。

 


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