校正終了。
編集の方からすすめられた資料(韓国の江原大学校における「人文治療学」の大学院プログラムに関するもの)を読んでいると、治癒としてhistoryを捉える方法を学ぶ授業があるようで、どのくらいのスケールのhistoryを想定しているのかわからないですが、historyと治癒を結びつける発想が薄れてきていたので、改めて関心が湧きました。
『デュメジル・コレクション2』読了。
王の聖別・選出にかかわる「賞賛」と「非難」の魔術的・呪術的効用から「真実を言うこと」の社会的・政治的機能を引き出してくる論稿「セルウィウスとフォルトゥナ」が意外にもおもしろかった。長いけど……
- 作者: ジョルジュデュメジル,丸山静,前田耕作,Georges Dum´ezil
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
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『心的外傷と回復』を読み始めたら、第一章にコンシャスネス・レイジングの話が出てきて、偶然にも直近の対話関連の読書と合流。いい流れです。