論文を書けるような気がしてきましたが、〆切には間に合いそうにないという確かな手応えがあります。

ガタリの自然哲学という主題で依頼されていますが、エコロジー系は私がやらなくても誰かやるだろうし、すでにやられていると思うので、(おそらく)未開拓ルートである「(表現の)素材」論に挑戦したいと思います。これをやることでガタリの反(半)-自然哲学が描き出せるはずなので、論集的にも良いアクセントになるのではないかと。

イデアはあるので、形にしていく作業をコツコツ進めていきます。

 

適塾第二学舎、第三期の授業告知です。学びたい方をお待ちしております!

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「対話の哲学【座学篇】1‐3月」

 

◆ 目的:

 近年〈対話〉という言葉に注目が集まるようになりました。対話を主題としたワークショップが開かれる機会も多くなり、仕事場や学校でもその重要性が認められ、対話が求められることが増えてきています。実際、自分でも対話の場を作りたいと考えたり、実際にはじめてみた方もおられるかと思います。

 一方、対話は安易にできるように思えてもそれ固有の難しさや危うさがあり、それに備えておくことが大切です。対話は人の心の襞に分け入ることもあるため、実際はかなり繊細な実践となります。そのうえで「対話の場を作りたい、対話の実践者になりたい」という方を後押しするために、この授業では、対話という営みについて知っておいてほしい基本的な考え方を座学で学んでいきます。

 

◆ 目標:

・対話とはどのような営みかを説明できるようになる

・対話を成り立たせている条件や概念群を把握する

・自分の求めている対話の形を見つける

・対話の哲学【練習篇】への準備をする

 

◆ 定員:8名

 

◆ 授業計画:

1回目:オリエンテーション

2回目:パウロフレイレ『被抑圧者の教育学』

3回目:ハンナ・アーレント『人間の条件』

4回目:デイヴィッド・ボーム『ダイアローグ』

5回目:カール・ロジャーズ

6回目:哲学対話

7回目:ソクラティック・ダイアローグ

8回目:アーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』

9回目:AAと言いっぱなし聞きっぱなし

10回目:当事者研究

11回目:セーファースペースポリシー&全体の振り返り

 

◆ スケジュール:以下のB、C、Dのなかからご都合の良い時間帯を選んでください。内容はすべて同じです。(見にくいですので、曜日や時間などお間違いのないようにお気を付けください。)

B:火曜日の19:30 ~ 21:00【1月】 9、16、23、30 【2月】6、13、20、27 【3月】5、12、19

C:水曜日の10:30 ~ 12:00【1月】10、17、24、31【2月】7、14、21、28 【3月】6、13、27

G:土曜日の10:30 ~ 12:00【1月】13、20、27 【2月】3、10、17、24 【3月】3、10、17、24

 

◆ 料金:25,000円(10回分、初回分は無料)

支払い方:① 一括払い(振込 or 現金) 

     ② 月謝払い(振込 or 現金)  

     ③ 各回払い(現金:1回 2,500円) など、支払いやすい方法で対応します。

※ 大学生・高校生などはそれぞれの状況に応じて学割対応しようと思いますのでご相談ください。

 

◆ 申し込み:

 以下のアドレスに「お名前」「メールアドレス」、メッセージ欄に「授業名:対話の哲学【座学篇】」「受講を希望する時間帯のアルファベット」「短めの自己紹介」を記入して送信してください。折り返し確認の連絡させていただきます。

teki-juku.2nd_houseあっとまーくymail.ne.jp

 受講者数が少ない場合、日程調整の相談をさせていただくかもしれません。そのときはご協力をよろしくお願いいたします。