阪大の集中講義も順調に進行中。とはいえ、実践者向けの講義でもあるので、まだ学生で現場未経験の若い人たちには実感や背景が十分に捉えられず、うまく消化できない内容かもという心配が尽きないですね。ターゲットがズレてしまっているのがよくないのだが、せっかく受講してくれた学生さんたちにも意義のある形で知識や経験を提供したいと思っております。残すところ今週末の一回ですが、気を抜かずにいきましょう。


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読了。今週水曜日にやる「黄金町の哲学を探ろう」のイベントに向けて勉強。アートの町としての黄金町が誕生して今のような形としてある歴史や背景について当事者らによってまとめられています。地域住民側の言葉は少ないですが、アート側と行政側のことについては結構壮大なスケールでの動きだったんだなぁと驚くぐらいの情報量(正直よくわからん)で書かれています。後継者問題にも触れられていて、時間が過ぎれば過ぎるほど最初の問題意識が薄れていくことへの危惧が語られています。もちろん、状況は徐々に変転していくものなので単純に同じ状態を維持していくことが必ずしも良いことではないでしょうが、黄金町にかんしては「最初の問題意識」が(まさに忘れられそうになっているからこそ)変わらず重要なようです。

さて、横浜2年生の私にイベントはうまく成立させられるか......何にせよ楽しみます。