ざっと読了。5月7日に合評会があるのだが、『カオスモーズ』くらい読み直した方がよいのかな。しかし、時間が……間に合うか?

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合評会とか公聴会とか、コメント求められて応えると「阪大勢は言うことがキツイ」といわれてしまうことが多く、すでに評判が悪いらしいのだが(私だけのせいではない)、自分のできるかぎりの知への誠実さでもって役割を果たそうとしているだけなんだけどなぁ。そんなにキツイかな……読みの精度を落として論評しても、そんなことを続けてたら研究コミュニティ全体がゆるやかに坂道を下っていくだけな気もするけど。そりゃ手厳しい批判や自分の不出来を指摘されるのは落ち込んだりイラついたりするが、とはいえ「下り坂、みんなで下れば怖くない」みたいなことは研究コミュニティとして自滅的で先が暗くなるので、これからも言うべきことはちゃんと言っていこう。こちらとしても相手や聴講者に「はぁ?こいつ何言ってんの?」と嫌われたりバカにされるリスクも負ってるんだし。まぁ、言い方は工夫が必要かもですね。批判や問題提起、それへの応答が知的な営為であり、愉楽でもあるような場にできれば、ということなんだと思います。失職したのでそういう場に呼ばれること自体がそもそもなくなるだろうけどね。