副産物

大学内で文理融合を目指した若手研究者の交流会があり、ささやかながらポスター発表をしました。

ガタリ研究をそのまま出しても通じないと思い、ガタリ研究の副産物であり、フィールドワークとも関連する「複次的場所論」を掲示しました。以前書いた「場所と過程をめぐる試論(一):暮らしを支える場所の最小構造」をまとめたものに少し要素を加えたものになります。「強度」のことが考えきれず、若干やっつけ仕事になってしまいましたが……

今は場所の一次性・二次性・三次性しか挙げていませんが、続けていくなかで零次性と四次性は行けそうかなぁという感じがあります。時間を見つけてこっちの方もアップデートしていきたいところです。

「高度生活必需品」はエドゥアール・グリッサンの言葉だったかな。
「非‐場所」はマルク・オジェからです。

この研究の系列だと村上先生の『母親の孤独から回復する』が勉強になりました。