日仏哲学会より依頼のあった河野哲也さんの『いつかはみんな野生にもどる』の書評完了。
書評は本当に難しい……
秋頃発行かな。

『hyphen』二号に載る「カフカ式スキゾ分析について」の校正一回目完了。
前年度に発表した原稿と内容は変わってませんが、注にカフカの「掟の門前」についての分析を加えました。
四月発行予定でしたが、編集者忙殺のため五月発行に。遅くても中旬頃には出そうです。

公費関連の定期報告書類完了。

現在の職場であるCO*デザインセンターで「社会の臨床」グループに属している。今年度は授業担当はなく、これから来年度の授業開発・設計をしていく。こういうのは結構楽しい。一から授業を作るのは初めてなのでどうしたらいいのかよくわからんけど、記号論関係の授業は一コマやりたいと構想中。

それにしても「臨床」という言葉に久しぶりに接するようになった。実際の臨床現場では自分の行為に対しては「実践」という言葉を使っていたので。なぜか自分のなかでは「臨床」ではなく「実践」だったんだけど、なんでやろうか。まぁ、それはそれとしてこっちに来て「臨床」について改めて考え中です。ちなみにここでは「臨床」をclinicではなく、human care in practiceと英語表記するそうな。実践の最中で人を気づかうという感じが「臨床」か。なるほど。さてさて、どうやって自分なりに深めていけるか。

ある方々の合評会をしようという動きがあるのと、東京でのワークショップの計画があるのと、その他諸々の研究会・勉強会で、そろそろ予定も詰まってきたかな。強度を落とさないように仕事量の調整に気を使わないと。自己管理ではなく自己統治。

あとは自分の主軸のガタリ研究をルーティンとして怠らないように。