今日はハウジングファースト国際シンポジウム（東京）でした。
ホームレス支援と思って聞きに行ったが、ホームレス支援のなかでも精神疾患のある方を対象にしたような話だった。
フランス人講師のパスカルさんの話は新鮮で面白かった。まさかフランスでのホームレスの人数が141,500人とは！？そしてホームレス状態でかつ重い精神疾患のある人を、病院や施設、グループホームを段階的に経るのではなく、路上から一挙に単身用アパートへ、しかも「無条件」で移行する仕組みなんだそうな。フランスでは4都市で試験的な実施をしていたが、成果があがったようで、2017年度から22年度の間で16都市に展開する予定だそうな。他にも面白い話があったけど、長くなるのでこの辺で。回復に関しては何か公的な指標があるようだったが、資料にはなかったので謎のまま。
「家とは何か」を考えるうえでもいい素材になりそうです。
