論文投稿。
しばらく審査待ち。

次はDG-Lab用の原稿。
こっちは気楽なもんで、字数制限も厳しくないし、できれば三〇〇〇字くらいのを二本出したい。

で、ドゥルーズとパルネの『対話』(河出書房新社)を読みはじめる。
そこにはこんなことが書いてある。

生成において重要なのは、むしろ逆行することである。(…)生成、それはますます簡素になり、ますます単純になり、ますます砂漠になることである。(…)逆行することはますます単純に、経済的に、簡素に歩むことである。(…)実験は逆行的であって、過量摂取の反対である。(…)何かの始まりでも終わりでもないあの簡潔さ、あの単純さに到達すること。逆行するとは「間」であること、中間にいること、隣接していることである。(四八‐五〇頁)

ドゥルーズ研究としては熱くなれる箇所なんだけど(といってもこの文章はパルネ名義)、それは置いといて、これを読みながらふと子どもの頃の疑問を思い出した。
蛹の中って何が起こってるんだろうか。
ふと気になって検索してみると、まぁウィキペディアなんだけど、こんなことが書いてあった。

蛹は成虫の大まかな外部形態だけが形成された鋳型である。その内部では一部の神経、呼吸器系以外の組織はドロドロに溶解している。蛹が震動などのショックで容易に死亡するのは、このためである。幼虫から成虫に劇的に姿を変えるメカニズムは、未だに完全には解明されていない。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%B9)

一部の神経、呼吸器系を残して残りはドロドロって……
それで生きてるっていうんだから生命ってどういう仕組みになってんでしょうね。
ほんまにまだ解明されていないんだろうか。