群馬県にあるアーツ前橋という美術館で「表現の生態系」という企画展と「アートとフクシ」というトークイベントがあったので行ってきました。

社会とマイノリティをつなぐアートという手段、あるいは社会と個人の分断を見えるようにするアートの表現力について触れる良い機会になったんだけど、自分自身の知識や経験、実践や欲望とこれらがどう呼応するのかが見出せず、なんだかモヤモヤした帰り道になってしまった。

まぁ、そのうちどこかでリンクするでしょう。

 

そういえば最近「社会芸術学会」というものを紹介されたな~。機会があれば!

www.associationsocialaesthetics.com 

以下、読了。

生のものと火を通したもの (神話論理 1)

生のものと火を通したもの (神話論理 1)

 

 端的に異様な本。そもそも素材となる神話自体がおもしろい。例えばボリビアのタカナの神話。

ナマケモノは大地を燃やす破壊的な火の主であって、地面に排便させず、無理矢理木の上で排便させると、糞が「彗星の効力を獲得して」、大地を破壊し、すべての生き物を消滅させる」(438頁)

ツッコミどころ多すぎやろ。

神話に関しては前期にデュメジル神話研究もがんばって読んだおかげで、ガタリ研究が一歩進む……かも。地道に検証していこう。

その他。

急に具合が悪くなる

急に具合が悪くなる

 
不安さんとわたし《当事者研究的コミックエッセイ・総ルビつき》

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対話をデザインする (ちくま新書)

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