ジャン・ウリ論の三章「制度の弁証法」と四章「概念の散策」を読みました。制度精神療法の整理として読みやすかった分、大味で繊細さに欠けるかな~という感じです。ウリの文章を読むのは辛いが、二次文献を読むと(整理にはなるけど)精度が粗い......臨床に関わる話なので実践的な観点からも理解できないと意味がないんやが、どうすりゃいいんや~。とりあえずウリに戻ります。コツコツ焦らず行きましょう。

 外傷的記憶の勉強として。実践に関して独特のスピード感があるようで勉強になりました。授業に向けて記憶と言語の問題系は覚えておこう。

徴候・記憶・外傷

徴候・記憶・外傷

 

解離性障害の当事者によるコミックエッセイ(精神科医の解説付き)。専門書では語られない部分が描かれていて視野が広がりました。

実録 解離性障害のちぐはぐな日々: 私の中のたくさんのワタシ

実録 解離性障害のちぐはぐな日々: 私の中のたくさんのワタシ

 

授業(臨床記号論)の準備として。いろいろおもしろい話が載っていて結構使えるかも。

触楽入門

触楽入門

 

 もひとつ授業(ZINEを発行する)の準備として。ことばがない、ことばに詰まる、ことばにできないという場面は私もしばしば直面するので、授業というより自分のために参考になりました。

私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

  • 作者: イ・ミンギョン,すんみ,小山内園子
  • 出版社/メーカー: タバブックス
  • 発売日: 2018/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る