2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

独身者の二月

退職への助走期間に入ってきました。無職になると聖月曜日もクソもないので、ブログのタイトルを変えてみました。 今月観た映画。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 後は小森はるか+瀬尾夏美『波のした、…

『千のプラトー』と人類学にかんする原稿を準備中。しかし、だいぶ手こずってて時間を空費しているような日々が続いている。手こずってる分、ガタリ本を進める時間も取れてないので、こっちはこっちでどんどん遅延……冬場の過眠からも抜け出せず、ちょっと悪…

「文化の中の居心地悪さ」読了。罪責性関連で。どうも次の原稿にうまく嵌らん……迷走が続くなぁ。やはり「トーテムとタブー」か。 1929-32年――ある錯覚の未来 文化の中の居心地悪さ (フロイト全集 第20巻) 岩波書店 Amazon もうすぐ三宮でタル・ベーラ特集か…

満を持してアルトーざっと読み。どう扱っていいのか全然わからん!ちょっと途方に暮れるな。原稿、ヤバいんじゃないか…… アルトー後期集成 1 作者:アントナン・アルトー 河出書房新社 Amazon 神の裁きと訣別するため (河出文庫) 作者:アントナン・アルトー …

読了。これまでラカンはレヴィ=ストロースやグリオールといった人類学者を引き合いに出して父の機能の普遍性について裏取りしてたが、ここでは精神分析の近親相姦論が人類学の親族構造論では説明できないという点に触れてて興味深かった(論はさほど展開さ…

読了。論文用に読んだが期待していたほど手応えなかったな。それとも後々効いてくるのか。人類学の知を使うのはむずいなぁ~ 食人の形而上学: ポスト構造主義的人類学への道 作者:エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ カストロ 洛北出版 Amazon まぁ、文献研究…

『水俣曼荼羅』鑑賞。 6時間の長編で、映像作品としては長いが、水俣病にかかわる人々の70年に近い苦難の歴史に比べれば全然短い。良いところも悪いところもあるがゆえに良いドキュメンタリーでした。

読了。リーチはドゥルーズとガタリがレヴィ=ストロースの構造主義を批判するときに参照する人類学者。親族構造を政治や経済との関係から考察した研究書。現在の関心はこれをガタリとかが『千のプラトー』でどう使ったか。 人類学再考 作者:E.リーチ 新思索…