2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

独身者の八月

八月、もう終わりか。六月、七月は長かったんやが……時間の流れていく感覚がむちゃくちゃ。九月は十月からの授業の準備と、イレギュラーな仕事が入ってきているのでしっかりやらんとな~。 動物モノ①:野犬・野良猫、ペット等の殺処分をめぐる葛藤を描いたド…

読了。めっちゃむずいな、これ……これまでのセミネールと違ってラカンも多弁な感じがするがポイントがつかめないまま流れていってしまうような…… 精神病〈上〉 作者:ジャック ラカン 発売日: 1987/03/27 メディア: 単行本 スキゾ分析に結び付けて読むと興味深…

合評会のお知らせ

阪大人科・檜垣研で合評会があるとのことです。ご関心のある方はぜひどうぞ。 合評会用図書はこちら。 ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する 〈内在〉の哲学試論 (講談社選書メチエ) 作者:近藤 和敬 発売日: 2020/08/11 メディア: 単行本(ソフト…

ゲザ・ローハイム『精神分析と人類学』上巻、読了。原著は1950年に出版。ローハイムは人類学者だが、フェレンツィから教育分析を受けて分析家になっており、「精神分析学的人類学」という看板を掲げて活動していたようである。「フロイト左派」に位置付けら…

8月に入ってやる気も回復してきたので、本書きを進行中。今のところは既出の原稿の手直し。頭をフル回転するというよりは理路の通りやすさを細かく整えていく感じ(いったん作ったものに大鉈を振るうのはやはり難しい……)。とりあえず本日で第二章第一節はい…

読了。このセミネールはとても勉強になりました。ガタリが出席していたセミネールで、これに刺激を受けてラカンに論考を送りつけている。それが『精神分析と横断性』所収の最難読論考「記号から記号へ」なのだそうな。ラカンが「機械」について語ることもあ…

『アンチ・オイディプス』で参照される人類学者・民族学者一覧(完全ではありません)

作業用にまとめてみました。あくまでメモなので網羅的ではありませんし、修正する可能性もあります。マニアックすぎて必要とする人もいないでしょうが……世代や地域、学派、『アンチ・オイディプス』での重要度に分けて相関図が書けると浮き上がってくるもの…

独身者の七月

この七月はなんだか少しナイーブになってしまい、その気持ちを晴らそうと観たり読んだりした作品でさらにドツボにはまるというよろしくない循環に入ってしまった……まぁ、情緒的なものは抗いようのないところもあるし、人と会って憂さ晴らしという状況でもな…