2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『嗤う分身』

これは良かった。 話の大筋は定型だが、見せ方がうまい。ユーモアとシュールさとシリアスさとスピード感のバランスが非常にいいし、チープでレトロで画一的な世界観もすごくちょうどよく成立している。セリフがこれまたよく練られていて、設定フェチとしては…

お知らせ

日仏哲学会の秋季大会のプログラム、公開されています。前夜祭も熱くなりそうですので、ご関心のある方はぜひ! ➡ 日仏哲学会 こちらの近況としては、 ・学会誌の書評の校正:終了 ・ブックガイド二本(8月中):準備中 ・日本デイケア学会シンポ(10月):…

夏の裏庭

水俣出張でした。 なぜだか毎年恒例行事になってしまったな。 今年も相思社さんにお世話になりました。あと、ガイア水俣さんにも一泊させていただきました。行く度に学ぶことがあるが、今回の収穫は水俣での精神医療/福祉関連の話を聴くことができたところ…

力能‐記号論に向けて(1)

ドゥルーズ、『ニーチェと哲学』より。 しかしながら、私を私が為しうることから分離する力と、私に新たな能力を与える力とは、正確に同じ力であるのか。自分の病気の奴隷である病者と、探査し、支配し、有力になる一つの手段としてその病気を用いる病者とは…

おっ、SEALDs_Kansaiが大阪で。 19時梅田ヨドバシ前か。で、参加してきました。 学生たちの言葉を聴いていると、励まされ、勇気づけられるところもありますね。路上の哲学の実践者たちでした。これからも廃案に向けて活動を続けていくとのこと。 7月17日梅…

ドチャッキー

ドゥルーズに関するレクチャー全三回、無事終了。 金沢美術工芸大学の皆様や一般聴講の方々には温かく迎えていただき、感謝しております。ありがとうございました! レクチャー全三回を普段着で行ったら、昨日の懇親会で学生から「なんでそんな恰好をしてい…

紹介

こんな企画があるようです。 「声が聞かれる場をつくる-クリストフ・シュリンゲンジーフ作品」 これもあります。 〈第4回DG-Lab研究会〉 【日時】2015年7月25日(土)14時〜19時 前回のDG-Labでは、『アンチ・オイディプス』の「器官なき身体」についていろ…

翻訳作業、なんとか終了。毎度毎度、翻訳は良い疲れ方をしない。今回もヘトヘト。日本語のセンスとボキャブラリがないのでだいぶ苦心した。ひとりじゃできなかったな。相方様様です、ほんとに。そのうち公表されます。早ければ一週間以内とか。さぁー、次に…